2023/03/24
永田 創
失敗する高校生
![永田 創](https://gk-shingaku.com/wp/wp-content/uploads/2017/02/nagata-1.jpg)
こんにちは。
GKの進学塾・高富校講師の永田です。
本日は「失敗する高校生の特徴」について書きたいと思います。
高校受験が終われば大学受験が待っていますね。
その大学受験を成功できる人とそうでない人の分かれ道は何でしょうか?
例えば、科目数が増えること。
国語は現代文、古文、漢文の3つに増え。
数学は数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学さん、数学A、B、Cの6個に増え。
理科は生物基礎、化学基礎物理基礎、生物、化学、物理
「地理総合」「地理探求」「歴史総合」「日本史探求」「世界史探求」「公共」「倫理」「政治・経済」
これまで一つと捉えていた科目が細分化されて学ぶ量が増えるます。
例えば、難易度。
数学の平均点が70点から40点に落ちた。
昔は習わなかった標準偏差や確率統計が加わって難易度が上がった。
科目数や難易度は確かに大学受験のハードルを上げている一要因です。
ただ私が考える合格できない、つまり不合格になる人間の特徴は「気が付けないこと」だとです。
例えば、国語。
中学時代にかじった程度の古文・漢文ではなく、それだけの授業が加わります。
中学時代はなんとなく解けていたけど、これからはちゃんと文法・単語を覚えないとな。
と考えているだけでは実は足りません。
実は、どれだけ早く解けるようにするかの方が大切です。
大学受験を受ける者に課せられる共通テスト。
これは、これから受ける試験の中でおそらく最も時間制約が厳しい試験です。
国語を例に挙げます。
かつて、東大では国語大問7個分を150分かけて解いていました。
しかし、2000年以降、同じ150分という時間でで4問に変わります。
それに対して、共通テストは80分で4問。
東大の約半分の時間で同じ問題数を回答する必要があります。
こういった勉強以外の知識についても気が付けるかどうかが、大学受験の分かれ目です。
大学受験は頑張ったから勝てるものではなく、気が付けるから勝てるそんな受験。
これからまた一生懸命頑張っていくみんなのその努力が無駄にならないよう、GKがその役目を果たします。
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