2023/07/15
吉田 一平
大学が決まらない理由は?
高校生が抱える悩みにこのようなものがあります。
「行きたい大学がどこかわからない」
「どの学部が良いかわからない」
「将来の夢を決められない」
高校生のみなさんは、まさに私だ!と思った方も多いのではないでしょうか。
ただし、いつまでも「将来のことなんてわからない」と言っているだけでは、いつまでたっても決まるわけありません。
大事なことは、将来について考える努力をしたかどうかです。
そもそも大学が決まらない理由は2つあると思っています。
1つ目は、材料がないからです。
世の中には、資格が必要な職業と資格が必要でない職業があります。
高校生にどんな職業を知っている?と聞くと、ほとんどの子は、資格が必要な職業しか答えられません。
つまり、知っている材料が、資格を持つ職業だけなのです。
しかし、実際は資格が必要でない職業に就く人の方が多いはずです。いわゆる一般企業です。
そちらの材料が全くないので、資格が必要な職業の中に自分のなりたいものがなければ、もう将来わからない…となってしまうわけです。
また、そもそも資格が必要な職業も知っているのはその名前だけでその中身までは知らないことが多いです。
まずは、職業や大学について情報収集をすることから始めましょう。
文字が嫌ならYoutubeからでも情報は得られます。人から話を聞くのも良いですし、オープンキャンパスに行くのもOKです。
とにかく、決まるような努力をすることが大切です。
2つ目に相談相手がいないということです。
そもそも材料を収集するための調べ方がわからない、調べたけれどそれを信じていいのかわからないなど、材料を集めても悩みは尽きません。
そんなときに相談相手がいることはとても大事です。特に、高校生にとって、
「大人としゃべる」ということはとても良い刺激になると思います。
できれば学校の先生以外の人で相談相手が見つかれば、将来もスムーズに決まっていくと思います。
ここまで進路というテーマでお話をしてきましたが、GKでは3つのことをやっています。
1つ目に意識づけというものです。
授業の開始5分で、職業についてや資格について、大学の種類についてなど、さまざまな進路についての話をする時間を設けています。
2つ目に、生徒面談です。
GKは他の塾よりも生徒と講師の距離が近い塾だと自負しています。
悩みや不安があれば相談できるように、1年に何度も生徒面談をしています。
3つ目に保護者面談です。
子供と親の意見が食い違う、子供が進路のことを話してくれない、など進路を考えていくと親子間の問題もたくさん出てきます。
一人暮らしはする?しない?
国公立を目指す?私立を目指す?
などなど、家庭単位で決めていかなければならないことも多々あります。
GKでは、子供にとってだけでなく、そのご家庭にとってベストな判断ができるように、年に2,3回の保護者面談を設けています。
今回は、受験で成功するためには?というテーマのもと、進路の決め方についてお話をさせていただきました。
とてもざっくりとお話だったと思いますが、大事なことだと思います。
大学受験は高校受験によりも人生の分岐点となる可能性が高いです。
その時の自分にとってのベストな決断ができるように、情報収集をしっかりとしていきましょうね!