2025/07/03
校舎
村瀬 功
夏休みにどう勉強をさせるか。叱らない教育。

環境作りと習慣化
夏休みは普段の学校のリズムが崩れやすい時期です。
まず大切なのは、お子さんと一緒に一日のスケジュールを作ることです。
「朝9時から10時は勉強時間」といった具体的な時間を決め、
それを守れたら小さな達成感を味わえるような仕組みを作りましょう。
例えば、3日続いたら120円(ジュース一本)、5日続いたら○○みたいなことです。
叱るのではなく、できたことを具体的に認めることが重要です。
「今日は計画通り勉強できたね」「昨日より集中していたね」など、
過程を褒めることで自発的な学習意欲を育てます。
私は褒めるのが下手だと言う方は
今日は英語と数学どっちをやる?と聞いて、どちらを選んでも
いいね!!
とその選択をほめてあげてください。
目標設定と自己決定感
お子さん自身に「夏休み中に何を頑張りたいか」を聞いてみてください。
親が一方的に決めるのではなく、子供が自分で選んだ目標であれば、取り組む姿勢が変わります。
例えば「数学の文字式を完璧にする」「英単語を100個覚える」など、具体的で達成可能な目標を一緒に考えましょう。
もし時間がおありなら、親子でテストをやって競ってみてください。
興味を引く学習方法=1科目を極める
勉強を「やらされるもの」から「楽しいもの」に変える工夫が大切です。
理科なら実験動画を見たり、社会なら興味のある歴史上の人物について調べたり、
教科書以外のアプローチも効果的です。
お子さんの好きなことと勉強を結びつけることで、自然と学習への関心が高まります。
おススメは、科目を決めること。
夏休みの大半を1つの科目だけ勉強することで、博士と言えるくらい知識をつけ、自信をつけてみましょう。
困った時は一緒に考える姿勢を見せることで、お子さんは安心して学習に取り組めるようになります。
叱るより横で一緒に動画を見るだけでも勉強になります。
