2023/11/15
汲田真一
合格の可能性
どうも、岐南校の汲田真一です。
最近、朝夜がめっきり寒くなりました。
肌寒くなると私たち塾講師はいよいよ受験本番だなと気が引き締まります。
ここから3月まではあっと言う間です。
受験生には毎日コツコツとできる事を続けていってほしいです。
現在岐南校では塾生の保護者対象に面談を実施しております。
中3の保護者の方の面談をしていて、よく聞かれるのは志望校に受かるかどうかです。
受験生の親として気になるのはそこしかないと思いますが、結論を言えば現段階では分からないです。
では最終的に私たちが何で志望校を受験するかどうかを判断するのかと言うと直前に行う8年分の入試過去問です。
本番の想定をし、受験生に当日点数が取れる実力があるかどうかを見極めます。
しかし、350点の合格基準だとして、その子が350点を過去問で超えていれば受験可能と言う単純な話ではありません。
350点の内訳こそ重要です。
例えば
同じ350点でも以下の場合では大きく違います。
パターン①
国語 80点
数学 50点
英語 60点
理科 80点
社会 80点
パターン②
国語 50点
数学 80点
英語 60点
理科 80点
社会 80点
私たちが注目して見るのは科目ごとの平均点と、その再現性です。
上記点数配点の場合、国語が80点の子(パターン①)の方が合格の可能性が高いと考えております。
それは岐阜県の入試の傾向として、国語の平均点が高く、数学の平均点が低いからです。
国語がしっかりとれている子は当日でも取れる可能性が高いです。
しかし、数学は平均点が毎年低い為、いくら過去問で高得点を取れていたとしてもその再現性が低ければ。出願に対して危険信号を出します。
もちろん上記は一般論ですしすべての人に当てはまるわけではありません。
そのために一人一人と面談を実施し、話をさせていただきます。
入試の傾向を分析し、合格までの逆算をした上で、生徒たちに指導をします。
そういった細かい対応が、今までの合格実績を作っているのだと考えております。
他にも様々な対策、対応がありますので気になった方は是非お問合せ下さい。