2021/10/16
松波 佳孝
受験生の気持ち
10月も、もう半分が終わりました。本当に時間が過ぎるのは早いですね。
続々と、指定校推薦のうれしい結果が届いております。もちろん、これまで頑張って来た結果ですから、「おめでとう」以外の言葉はありません。
しかし、その横でまだまだ頑張る生徒がいるのも事実です。指定校推薦は原則「私立大学」に限られます。
国立大学に向かっていく人は、これからが本当の戦いなのです。
そんな生徒を見て最近感じることが、
「イライラ」してるなぁ・・・です。焦りを感じ始めているのでしょう。
こんなに毎日勉強してるのに、なかなか結果が出ない。自分のやっていることは本当に正しいのだろうか? もっと別の方法があるのではないか?
不安な気持ちが大きくなり、疑心暗鬼になる。そうなると、今まで気にならなかったものが気になり始める。例えば、隣の子の鉛筆で書く音、前の列のひそひそ話など。
ついこの前まで、自分もしてたじゃんと言いたくなる様なことばかりです。
こんな状況を見て、私は「よしよし」と心の中でニヤリとしています。
「受験生になったんだなぁ」というのが一番の感想です。一生懸命だからこそのイライラです。焦って当たり前です。でも一生懸命でない人は焦りもないし、イライラもありません。これは良い傾向なんです。イライラが溜まって、親さんに当たったりすることもあるかもしれませんが、お許しください。
こんな時こそ、目の前にあるものに全力です。高3生は日々やるべきことが決まっています。かなりの量をこなしています。時々、本当にこれでいいのだろうかと思うこともあるかもしれませんが、これで良いのです。信じて進んでください。
受験まで、残り3カ月余りとなりました。全力で子どもたちにぶつかります。
何か、気になることがあれば、いつでも相談して下さい。