2020/09/13
松波 佳孝
受験シーズンがやってきます。
最近、高校3年生が騒がしいです。騒がしいと言うか、ちょっとそわそわ?、ピリピリ?しています。
そう、指定校推薦の一覧表が張り出されたからです。このタイミングで、指定校推薦入試をどうするかを子供たちは迷います。
ほぼ、毎日、鵜沼校の3年生が相談にやってきます。
指定校推薦(多くは私立大学)で決まれば、そこで大学入試は終了です。とても早く進路が決まります。
しかし、国立へ行く道はなくなります。
学校の成績が良い生徒は悩みます。明確な答えがある物ではないのです。
だから、その子に寄り添って一番良い選択を考えます。何度も話し合って結論を出します。一度結論が出ても、次の日にはまた悩みます。
これぞ、受験生です。
また、高校生の大学一般推薦入試は、ちょっと複雑です。
推薦入試は、受験のチャンスが増えるので、生徒は受けたいと希望するのですが、各高校によって対応はかなり違ってきます。
1 各高校で受験できる数に制限がある。
GH高校は、どれだけ受けても良い。KN高校は、1つしか受けれない。など。
2 成績による制限がある。評定が一定の基準を越えていないと、そもそも推薦入試が受けれない。(例え、大学側に制限がなくとも。)
3 そもそも、学校があまりすすめない。(一般受験まで頑張らせたいという思いがある。)
推薦受験が、いくつも受けれる高校と1つしか受けれない高校とでは、我々の対応は全く違います。
試験科目によっても、受験する、しないは変わってきます。
大事なことは、一人ひとりの現在の状況を踏まえ、一番良い選択をしてあげることです。自分では判断ができないことが多いので、じっくり生徒と話し合って
決めていきます。
進路指導に強いGKにしかできないことですね。