2017/05/27
GKの進学塾 システム管理者
今日からできる物理の勉強アドバイス⑤
こんにちは!
高富校の理系担当、吉田慎吾です。
さて、本日は第5弾!
多くの人が最も苦戦するポイントになります!
まだ、以前のブログをご覧になっていない人は下記リンクから!
~ 物体が2つ以上ある時の図の書き方 ~
例えばこんな問題があったとしましょう。
「物体Aの質量はm、物体Bの質量はMで物体Bには横向きに力Fが働いて、AとBは一体となって右向きに動いている。
物体AとBの間には摩擦が働く。」
この問題を解く時に最も大事なポイントは、「対象となる物体を決める」ことです。
2物体をまとめて1つの物体と見る解き方もありますが、基本は、対象となる物体を一つ決め、それに働く力を書き出していくことが大切です。
これをしないと図に力がぐちゃぐちゃに書かれてしまい、訳がわからなくなってしまうんですね。
この問題の場合は、以下の2つに分けて考えます。
さあ、しっかり書けたでしょうか。
大事なのは摩擦力の向きです!
物体AもBも右向きに動くのはわかりますよね。
ということは、AもBも右向きの力が働いていないとおかしいですよね!
そう考えるとAの摩擦力の向きは右向きになります!!
あとは作用反作用なので、Bの摩擦は左向きになりますね。
どうですか?
今まで手が出なかった問題も少し進みやすくなったんじゃないでしょうか?
ここから先の計算はまた次回で!