2022/01/20
吉田 一平
中学2年生の高校受験
中学3年生は高校入試まで残り1ヶ月ほどとなりました。
GKの生徒たちも、学校が終わると早々に塾に来て、毎日16:30頃には生徒が勉強をしています。
生徒たちの緊張感も高まってきましたが、私自身、この1年間やってきたことに心残りは全くありません。
生徒たちにも、誰に何と言われようと、努力してきたことに誇りと自信をもって入試に挑んでもらいたいと思っています。
残りの日々も一緒にやり切りましょう!
さて、今回は中学2年生向けのお話です。
中学2年生は、2ヶ月もすれば「受験生」と呼ばれるようになります。
定期テストが近いため、そちらに集中したい気持ちもわかりますが、受験への準備も大切です。
期末テストが終わったら、すぐに受験の準備に取り掛かりましょう。
「そうは言っても、何をすれば良いの?」
と迷っている子は、ぜひ「理科・社会の復習」に絞って勉強をしてください。
理科・社会は覚えることが多く、すぐには点数が伸びません。
また、習得するまでにかなり時間がかかります。
現中学3年生にも、この1年間で理科・社会は英語・数学の倍以上やってもらってきました。
理科・社会の復習を中3の夏から始めていては遅すぎます。
絶対に間に合いません。
もしくは、理科・社会が間に合ったとしても、他の教科はズタボロです。
理科・社会を早めに習得すべき理由は他にもあります。
それは「緊張に左右されにくい教科」ということです。
英語・数学は、本番難しい問題が出て、かつ緊張してしまって思うような点数を取れなかったという話をよく耳にします。
実際、昨年の英語はリスニングが難しかった年でした。
そして、リスニングは英語の大問の中でも1番目にある問題です。
普段から英語が得意な子でも難しいリスニングの問題にパニックになり、普段の力を出せば解けるはずのそれ以降の問題も間違えてしまうということがありました。
一方、理科・社会は暗記部分が多いため、緊張しても点数がブレることが多くありません。
緊張しすぎて、「聖徳太子」を忘れた、、、なんてことありませんよね。
特に社会は、どんな子でも本番時間が余ると思います。
英語・数学・国語を勉強しなくて良いということではありません。
理科・社会を早めに80点近く取れるようになっておけば、安心してそのほかの教科の勉強に取り組めるということです。
今、英語・数学が得意な子もぜひ理科・社会に注力してください。
英語・数学が得意というのはとても良いことです。
そこに理科・社会が加われば、本番英語・数学で点数が取れなくても合格できる、英語・数学で点数が取れれば他の子に差をつけられる、
そんな風に思ってもらえればと思います。
「じゃあ、具体的にどうやって理科・社会を勉強すれば良いの?」
というのは随時伝えていきますね!(^^)!
中学2年生も受験を見据えていきましょう!