2019/03/15
吉田 一平
お金の教育。
20代~50代の子どもがいる親を対象としたある調査によると、
「将来の子どものお金の使い方に不安を感じますか?」
というアンケートに対して、
「はい」と答えた人の割合が75%にも上るそうです。
みなさんは「金融教育」という言葉をご存知でしょうか。
言葉の通り、「お金に関する教育」を指します。
子供たちはいずれ社会に出ることとなり、お金と密接にかかわっていかなければなりません。
その中で、お金そのものの大切さや管理の仕方などのお金に対する常識を学んでおくことで、将来起こりうるトラブルに備えることができます。
海外の中学校や高校では、この金融教育を重んじているところが多くあります。
クレジットカードの使い方や借地・借家契約書の読み方、投資、学生ローンの返済方法など、日本人にとっては大人でも完璧に理解できていると言えないような分野を
学生のうちに教えられるそうです。
現在、高富校では保護者面談をさせていただいておりますが、保護者の方からは、
志望校や成績に関するご質問だけでなく、生徒の家での生活習慣について等、子育てに関するご質問も多くいただきます。
もちろん点数を上げることが塾としての役割ではありますが、大事なことは点数を上げる目的です。
何のために点数をあげるのか。何のために志望校に合格するのか。
それは生徒一人ひとりがその子らしい人生を送るためだと思っています。
逆に言えば、点数があがっていても、志望校に合格しても、将来その子が幸せだと思える人生を送れなければ私たちがやっていることに意味はありません。
先述させていただいた、お金に関する教育も、一つ社会に出るためには必要な教育だと思います。
社会に出てから通用する力を教育する、そんな塾でありたいと思います。
PS. 子ども向け金融教育アプリというものがあるようです。
アプリの中に銀行があり、子供が自分のおこづかいの管理をできるようになっています。無料なので試してみてはいかがでしょうか(^-^)
「ハロまね」 https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo7010002.jsp