2020/10/20
吉田 一平
【大学入試】入学前にかかる費用はどれくらい?
高校3年生は、普通科・職業科ともに続々と推薦入試の出願が始まっております。
我々講師も志望理由の書き方や面接の仕方などを指導する頻度もだんだんと増えてきました!(^^)!
大学共通テストも近づいてきておりますが、ここからはより具体的に自分がどの大学を受験するのかを決めていく時期に入っていきます。
よく保護者面談にて、大学の学費についての質問をお受けしますが、かかる費用は在学中だけではありません。
受験をするだけで、入学するだけでかかるお金も無視できない金額です。
今回は、大学入学前にかかる費用について、お話していきます!
入学前にかかる費用は大きく①受験費用②入学金の2つに分けられます。
【受験費用】
受験料は、国公立大と私立大を比較すると国公立大が安価です。
私立大の場合、おおよそ1校あたり3万5000円ですが、医歯薬系統の場合は高額になる場合もあります。
また、私立大のセンター試験利用入試は、一般入試に比べて受験料が安価の場合がほとんどです。
※夏期はあくまで目安です
例えば、下記のように受験をしたとするといくらかかるでしょうか。
・地元の国公立大学 1校
・地元私立大学 1校
・遠方の私立大学 3校
遠方の大学を受ける場合には、もちろん交通費や宿泊費もかかります。
あくまで一例ですが、約30万ほどかかることがわかります。
【入学費用】
続いて入学費用です。
公立大学の場合、入学費用は全部で約82万円です。
私立大学に進学すると合計約106万円と、国公立大学に比べて増額となります。
また、私立大学の入学費用は、その大学に行く、行かないに関わらず支払わなければならない費用です。
基本的に私立大学→国公立大学の順で入試が行われますが、私立大学が合格した時点であらかじめ入学費用を支払わなければなりません。
もし、その後国公立大学に合格したとしてもその入学費用は戻ってきません。
その点も念頭に入れて、お金を準備しておきましょう!
また今回のお話とは別ですが、各高校で奨学金に関する説明会も始まってくる頃です。
大学に入ってから困ることがないように、しっかりと前もって準備をしておきましょう。
保護者の方々にとっては、ご不明な点が多いと思います。
知らない間に損をしてしまうということもありますので、小さなことでも気になることは相談をしてくださいね!