2022/05/24
永田 創
「苦手」に対する向き合い方
こんにちは。
GKの進学塾・高富校講師の永田です。
高富校の生徒はかなり「自習」という習慣が身についているように思います。
授業日でなくても「お願いします。」とドアを開けて自習をしに来る生徒が多くいます。
家には誘惑が多く、自習ができないのは当たり前です。
そこで「どうしたら勉強できるのか?」という考えから、
「GKの自習室」という結論にたどり着くようです。
GKであれば自習室も無料開放しており、質問もできるので勉強にはもってこいの環境かと思います。
そんな自習をしに来ている生徒と会話をする中で、
「古典が苦手で。」「社会が苦手で。」
なんていう声が聞こえてきました。
私は苦手に対する向き合い方は幾つかあるのですが、
まずは「楽しむ」。
やはり楽しい授業は生徒も積極性が違います。
「先生、今日は社会の授業ないの!?」
「理科の授業してーー!」
そんな嬉しい言葉を言ってくれる生徒たちをみていると、
やはり「楽しい」がセットになっていると科目は苦手にはなりにくいようです。
次に「先手を打つ」。
つまり、苦手意識を芽生えさせないという方法です。
小学生から高校生まで勉強を教えているGKでは子供たちがどこで躓きやすいのかを把握した講師ばかりです。
中1になれば「マイナスの概念」で躓く。
それを分かっていれば、少しずつ「マイナス」に関する会話を日頃からちりばめ、慣れさせておく。
そんな「先手を打つ」方法もあります。
そして最後に「乗り越える」。
とはいっても、これまでの方法を試しても苦手が100%発生しないかというと
残念ながらそうではありません。
人間、得手不得手というものがあります。
しかし、ここで大切なことは「苦手は克服できることを知っているかどうか」です。
苦手だった問題に何度もチャレンジして解けるようになった。
今は苦手だけれども、時間かけて取り組んだら今では解けるようになった。
そんな「克服体験」があることによって、難しい分野が出てきても
「今回も自分ならできるはず。」と前向きに進むことができます。
苦手が0になることはまずありません。
ただし、それに対する姿勢が身についているかどうかじゃ非常に大切なことです。