2019/08/19
永田 創
「今と昔の違い」
こんにちは。
GKの進学塾・高富校講師の永田です。
ちょっと前の話になりますが、GKの全校舎の高校3年生が集まってバレー大会を行いました。
高富校も賞状をいただけましたよ(^^♪
みんな、お疲れ様でした。
さてさて、現高校2年生が受験する名古屋市立大学の入試概要が発表されました。
大きくは2つの点でこれまでと違いがあります。
一つ目は、英語の民間試験導入です。
外国語におけるコミュニケーション能力を測るものさしとして利用されているCEFRという英語能力基準があります。
このCEFRのA2以上、つまり英検準2級相当以上の合格証明を提出するとその取得難易度に応じた点数があらかじめ付与されます。
もし、提出していなかったり、A2よりも下の資格試験しか持っていない場合は0点となります。
B2以上で20点、B1で15点、A2で10点もらえるということで、受験の前段階で差が生じることを意味しています。
二つ目は、提出書類です。
提出書類、つまり、主には調査書だと思われますが、
こちらも判断材料として用いられるようです。
他にも、大学入学共通テスト英語のリーディングとリスニングの配点は今後公表予定ということで、
定かではない部分もありますが、これまでの受験とは違い情報力が重要になってくることは間違いないと思います。
情報力と言っても、ただ見聞きするだけではなく、その情報について判断する力も必要です。
例えば、CEFRのA2(英検準2級相当)はどれくらいのレベルなのか?
実はそこまで難しい試験ではありません。
しっかりと対策をして受ければ、合格できる可能性は十分にある試験です。
つまり、みんなが合格している為、あまり差が生まれないという考え方もできます。
そして、利用できる民間試験は、高校3年の4月から12月の間で、合計が2回までのスコアと言われています。
高校2年時までのものは使えません。
しかし、実際のところは1回と考えたほうがいいと思います。
なぜなら2回目の試験が実施される時期は受験勉強に追い込まれ、資格試験の勉強どころではないからです。
これまでも大学入試は複雑と言われてきましたが、さらに変化が加わり、子供たちだけでは全容が掴みにくくなっていると考えています。
上記でも話しましたが、知っているかそうでないかだけで不利になってしまうこともありますので、
もしご不安ななことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
GKの進学塾 高富校
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