2021/02/04
永田 創
「やり取り」と「発表」の比重が増す
こんにちは。
GKの進学塾・高富校講師の永田です。
本日はこれからの中学校英語についてお話ししようと思います。
と、言いますのも、
来年度は中学校の教科書改訂が行われ、授業で使用される教科書内容に変化が起こります。
英語の変化の大きな特徴としては、
「やり取り」と「発表」の比重が増します!!!
つまり、授業内でペアを組んで英会話や発表をさせるなど、
アクティビティが多く盛り込まれた授業の進行になります。
私の新年度版の教科書の情報から受けた第一印象は「学習指導の時間がかかる」です。
著作権の関係で、私たちが実物の教科書を目にすることができるのは4月以降です。
その為、あくまでも私が集めた情報の中での印象です。
これまでは、
・新出単語
・新しい文法の解説
・英文を日本語訳&解説
という流れで学校の授業は進められてきました。
そこにアクテビティが大幅に増加すると単語・文法・長文のいずれかの時間が削減されるということです。
もし、文法・単語・長文の時間を削らずにアクティビティを入れるとなると、
学習指導にかなりの時間を費やします。
現実問題、年間の授業回数は決まっている為、英語の授業回数を増やすことはできません。
やはり、どこかの時間を削ることになるのでは?というイメージです。
大学入試の変更に伴い、それを意識した内容編成になっていると思われます。
ただ、単語・文法・長文も英語の理解には非常に重要な要素です。
今後の英語学習には自分で上記3つの時間を確保していくことが鍵になりそうですね!