2018/02/22
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岐阜県立高校入試 出願者人数が発表されました
平成30年度岐阜県立高等学校入学者選抜の第1次選抜出願者人数が発表されました。
例年通り、岐阜5校+各務原西の定員オーバー数は400名に迫る勢いです。県岐阜商も昨年と同じく全科合計で69名のオーバーとなり、今年も厳しい状況となりそうです。
今年もGKなりの今年度の出願者状況を分析させて頂きます。
まずは激戦続きの普通科からいきます。
岐阜5校+各務原西の定員オーバー数は、H28年度が454名、H29年度が439名、今年(H30年度)は388名と減少傾向にはあるものの、1校平均で60名以上がオーバーする人気の高さです。しかも、加納高校は139名がオーバーするという、過去に類を見ない人気の高さとなっています。変更期間で動きはあると予測できますが、それでも100名以上のオーバー数で入試になる可能性があります。
また、長良高校も77名オーバー、各務原西高校も定員が40名増加したにもかかわらず54名オーバーとなっています。逆に岐阜高校や岐阜北高校は例年よりも若干少ない人数になっており、中間層に集まる(岐阜5校の真ん中=加納、普通科の真ん中=長良、各務原西)傾向が読み取れます。
この場合は、例年よりもボーダーラインが高くなる傾向があります。入試本番のテストは、過去の傾向から数学以外のテストの平均点は高めです。つまり、点数ではなかなか差がつかない可能性が高いです。よって、内申点でハンデを追っている場合、厳しい入試であることが予想されます。
次に職業科についてです。
県岐阜商は、昨年と同じ69名オーバーとなりました。そして、昨年よりも岐阜5校+各務原西の数が少ないことから、昨年よりもラインは上がるように思われます。
また今年度から学科再編成が行われた岐阜工業も、全学科群合計で50名のオーバーとH27年以来の人気の高さとなっております。岐南工業や関商工の人数を比較してみると、岐阜工業に受験生が流れたように思われます。
全体としては、「真ん中」に偏りが見られる人数分布だと思います。内申点に余裕がない受験生は、1点でも本番多く取れる様に残り2週間を有意義に使ってほしいと思います。
また、国立岐阜高専の合格発表は明日あります。
岐阜高専の志願者も公立高校入試には出願しており、合格者の願書は明日以降に取り下げられますので、人数の動向にはチェックが必要です。
変更期間は、明日より2月28日(水)正午までとなります。
ご相談がある場合は、校舎までお問い合わせください。
宜しくお願い致します。
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