2024/11/16
村瀬 功
質を求める前に量の訓練が必要じゃないですか?
1. 基礎スキルの習得
量をこなすことで、基本的なスキルが体に染み付き、考えずに動けるようになります。例えば、計算問題や基礎問題では反復練習が重要です。量を積むことで「慣れ」が生まれ、そこから効率的に質を高めるステップに進むことができます。
2. 失敗を通じた学び
大量の実践を通じて、多くの失敗や改善点を見つけることができます。少ない量で「完璧」を求めると、試行錯誤が足りずに進歩が遅れることもあります。
3. 惰性で繰り返してしまうのはNG
目的意識がなくなると、ただこなしているだけの作業になりがちです。
どのタイミングで質を求める学習に移行するかが大切になります。
量から質への切り替えのタイミングはいつなのか?
A、一定の習熟度に達したとき
基礎的な部分がスラスラとできるようになったら、質を高める練習や応用的な学びに移行するべきです。
そのタイミングを教えるのも我々講師の力量だと思っています。
遅すぎると無駄な反復を繰り返させてしまいますし、早すぎても基礎がなく、応用や発展問題が解けません。
GKではカリキュラムで学習の計画を立てますが、それだけではなく子供たちのノートを見て
どれくらい解けているかをチェックしています。