2019/11/28
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【英検シリーズ④】英検とGTECの違いは?
英検シリーズも第4弾となりました!
今回は英検とGTECの違いについて紹介していきます!(^^)!
高校生のみなさんは、この「GTEC」という言葉をよく耳にするようになったのではないでしょうか?
岐阜北高校や長良高校、各務原西高校などは学校でGTECを受けるそうですね。
今まで英語の検定と言えば英検というイメージが大きかっただけに、GTECってなに?と思いながら受験する子も少なくないのではないでしょうか?
英検もGTECも本質的には英語の能力を測るものであることは変わりないですが、若干違いがあります。
①英検とGTECのレベル
英検は5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級の7段階に分かれています。
一方、GTECは10段階に分かれています。
ではそれぞれのレベルはどうでしょうか?
英検のレベルとGTECのレベルは次のように対応しています。
ここで大事なことは、スコアという考え方です。
英検にしてもGTECにしても、どこまでのスコアを目指すのかによって、どのレベルを受けるのかを決めることが大事です。
英検でもGTECでもC1のレベルまでは対応しているので、レベルによる違いはあまり考えなくても良いと思います。
②GTECのスピーキングは吹き込み式
例えば英検2級とそれに相応するAdvancedを比べてみると、英検2級の場合は7分程度であるのに対して、GTECの場合は25分程度と非常に長いです。
GTECのスピーキングは、吹き込み式で行われます。
英検の場合は対面式で実際に人と話をしますが、GTECの場合はタブレットに吹き込み式で会話を録音します。
今まで英検の対面式に慣れていた子達にとっては、吹き込み式というのは少し違和感があるかもしれませんね!
スピーキングの方式は大きな違いです!
③GTECは学校単位でしか申し込みができない
英検は個人で申し込みをし受験することができますが、GTECは個人での申し込みができません。
ですので、個人で受けたいと思っても受験できないという点が大きく英検とは違う点です。
先述した通り、最近ではGTECを受けられる高校も増えてきましたが、受けられない高校もまだあります。
また、中学校ではGTECを受験できるところは聞いたことがありません。
先述した通り、どちらも英語を学ぶという点では変わりありません。
私個人としての意見は、どちらを受けても良いというのが結論です。
ただし、個人で受けるためには英検しか受験できませんので注意が必要です。
今後、大学入試で必要になるにしても、英検とGTECの2つだけは活用できる民間試験の候補から外れることはないと思います。
どちらの方が良いということはないので、まずは挑戦してみることが大事ですね!