2019/07/15
吉田 一平
合格するための勉強法。
受験生が一斉に受験勉強をスタートさせる夏が、いよいよやってきます。
受験生のみなさんは準備は整っていますか?
受験への向かい方は一人ひとり違います。
全員が「これをやっていれば大丈夫!」というものは存在しません!
だからこそ、しっかりと今の自分を分析し、何を勉強すべきなのかを明らかにしましょう(^-^)
例えば、普段の定期テストがこんな感じのAさんとBさんがいるとします。
Aさん
国語 数学 英語 理科 社会 合計
85点 50点 90点 70点 85点 380点
Bさん
国語 数学 英語 理科 社会 合計
85点 90点 50点 85点 70点 380点
AさんとBさんを比べる前に、
まずお伝えしたいことは、
定期テストの点数=入試の点数ではないということです!
〇〇中学校で、常に400点をとっていたところで、入試本番で400点をとれるわけではありません。
その中で、AさんとBさんを比べてみましょう!
AさんもBさんも長良高校が志望校です。
みなさんは、どちらがより合格に近いと思いますか?
あくまで私個人の意見ですが、Aさんの方がより合格に近いと思います。
理由は、受験当日は数学が非常に難しく、理科が簡単だからです。
数学は平均点が45点~50点と非常に低く、長良高校を志望する子でさえなかなか高得点はとれません。
普段のテストで90点以上取っている子でも、受験本番で何点になるのか全く予想がつかない難しい科目です。
一方、理科は簡単です。
しっかりと1年間勉強を積み重ねれば、苦手な子も80点はとれます。
長良高校ともなれば、周りもそれなりに点数はとってくるでしょう。
つまり、この2教科は中々差がつきにくい科目ということです。
数学が得意な子でも、中々数学で高得点をとれません。
数学が苦手な子からすれば、数学が得意なライバルが中々高得点を取れないのですから、ラッキーですよね。
理科は苦手な子でも、本番で80点はとれます。
理科が苦手な子からすれば、理科が得意なライバルとあまり差がつかないのですから、ラッキーですよね。
英語や社会はというと、だいたい平均点が60~65点くらいで、普段の定期テストと同じくらいの難易度です。
ここが得意がどうかは差になります。
逆にいうと、ここが苦手という子は若干不利です。
数学が得意な子が90点を取る労力と
英語が得意な子が90点を取る労力とでは、圧倒的に前者の方が大変です。
なぜなら、先述したとおり平均点が違うからです。
であるならば、Aさんは不得意な数学に時間をかけるよりも英語や社会を確実に80点以上もしくは90点以上取るための勉強をしていくべきです。
嫌な教科ってやりたくないですよね。大人も子供も苦手はあります。
英語や社会でしっかりと高得点を取れる実力をつけ、理科もそれなりの点数がとれるくらいの土台を作っていきましょう。
逆にBさんは、社会に力を入れるべきです。
Aさんの方が合格に近いと言いましたが、Bさんが合格しないとは言っていません。
数学や理科が強いというのは、もちろん良いことですので、それを伸ばしつつ、社会にたくさん時間をかけましょう。
それぞれにそれぞれの勉強の仕方があります。
GK生のみなさん、この1年間じっくり一人ひとりと話をし、合格に導くので安心してくださいね(^-^)
PS. 中3生(本科コース)のご入塾は7月末で締切とさせていただきます。
今いる生徒のために全力で指導をさせていただくためです。
何卒ご理解のほどよろしくお願い致します。