2019/02/15
吉田 一平
高校入試当日の過ごし方。
公立高校入試まで残り20日となりました。
先日の大貴先生のブログ(高校入試は文系科目で決まる)にもありましたが、今日はもう少し詳しく入試についてお伝えしていきます。
入試当日の問題傾向やそれに対する対策の仕方など、これまでも様々なテクニックをお伝えしてきましたが、今日はもっと細かなことをお伝えします。
きっとここまで細かく考えている中3はいないと思います。ぜひお役立てください。
試験当日の時間割りは以下のようになっています。
1限目 国語 9:20~10:10
2限目 数学 10:30~11:20
3限目 英語 11:40~12:30
(昼休憩)
4限目 理科 13:20~14:10
5限目 社会 14:30~15:20
各教科の間には20分の休憩時間があります。
この20分をどう使うかが入試を決めると言っても過言ではありません。
大半の子はこの20分で何をするのかを決めていません。
周りの子も最後の復習をしているため、それにつられて何かをやらなければと分厚いテキストを広げている子ばかりで、実は最後の復習になっていないことがほとんどです。
私はこの1年間、中3生に「苦手ノート」を作らせてきました。
英単語にしても、歴史の語句にしても、暗記できていないところだけをまとめたノートです。
これを使うことによって、覚えているところまで勉強しなくて済みます。
そして、この苦手ノートをこの20分間で読むようにとも伝えています。
また、同じ20分間の休憩の中でも、2限目(数学)のあとの20分間は他の20分間とは違います。
どうしてかと言いますと、数学がとにかく難しいからです。
数学の平均点は毎年45~50点程度と他の教科よりも圧倒的に難しいです。
試験当日、緊張している生徒にとっては、数学を終えた瞬間に動揺が走るでしょう。
そうなった時に、その気持ちのまま残りの3教科を受けてしまっては、残りの教科まで共倒れとなってしまいます。
まずは、「数学は難しいものだ」とあらかじめわかった上で受験をすること、
そして、当日数学の試験が終わった20分間でしっかりと自分を取り戻すことがとても大事になってきます。
また、今年の入試から傾向が変わるということも往々にして起きます。
傾向が変わって当たりまえ、変わったところで関係ない、と最初から心の準備をした上でテストにのぞむことも大切です。
試験当日の生徒たちは、相当緊張しています。不安に押しつぶされそうな生徒もいるでしょう。
誰しも緊張することは当たりまえですが、細かな準備をすることでそれをやわらげてあげることくらいはできます。
残り20日!GK流で突っ走りますよ!
しっかりついて来てください(-ω-)/
高校受験について、さらに詳しい話については、明日の宮本先生のブログで。。。