2018/11/15
吉田 一平
お金の話です。
文部科学省の統計によると、幼稚園から高校までにかかる費用は以下のようになるそうです。
幼稚園(3年間) 公立 66万2000円 私立 161万900円
小学校(6年間) 公立 182万1000円 私立 881万600円
中学校(3年間) 公立 137万9000円 私立 383万9000円
高校 (3年間) 公立 117万5000円 私立 275万5000円
あくまで平均ですので全てを鵜呑みにすることはできませんが、ざっくりと上記のような費用がかかります。
私立と公立ではやはりそれなりに差がありますね(´ー`)
また、上記の数字には「交通費」というものは含んでいないため、行く学校が近いか遠いかによって費用がかさんできます。
大半の子が「受験」というものを高校から経験することになると思います。
GKの生徒達も「公立」に行くために猛勉強中ですが、高校もやはり私立高校は公立高校の約2倍ほど費用がかかります。
私は高富校の中学校責任者を務めさせていただいておりますが、
高校は落ちても良いからレベルの高い高校を受けるというよりも、しっかりと確実に公立に受かるというのが私の大方針です。
もちろんご家庭のご意見をお聞きしながら進路を決めていきますが、私個人的には高校受験は勝負するタイミングではないと思っています。
もう少し言えば、勝負すべきタイミングは大学受験です。
以下、国公立大学と私立大学にかかる費用です。
国公立大学 516万3000円(入学費含む)
私立大学(文系) 688万(入学費含む)
私立大学(理系) 803万3000円(入学費含む)
やはり私立大学の方が費用はかかります。
そしてもう一つ、日本には約750の大学があり、その8割は私立大学です。
ということはつまり、大学はほとんどの子が私立大学に行くということです。
高校入試の場合、どちらかと言えば、公立に落ちた子が私立に行くという形が多いと思います。
しかし、大学入試の場合は、国公立に受かる方が稀だということです。
ここで先ほどの話ですが、
大学受験ではほとんどが私立大学に行き、高校受験に失敗し私立高校に行くとなれば、相当費用がかさみます。
岐山にするのか、長良にするのかと迷っていらっしゃる方も多いかと思いますが、大事なことは岐山に入ろうが長良に入ろうが大学受験を見据えるということです。
繰り返しになりますが、勝負すべきは大学受験です。
GKの生徒は小学生から通い始めて大学受験まで指導させていただいている生徒さんが多いですが、
ただの先生ではなく、進路を一緒に考えるパートナーとして、進路指導をさせていただきます。