2018/09/07
村瀬 功
がんばりと平均点との差
こんにちは!岐南校の村瀬です。
8月末に前期期末テストのあった中学校の結果が返ってきました。
笠松中 中2 5科目合計の平均 約240点
この平均を見て、何を感じますか?
塾の先生からみると、この平均点は低い!つまりテストが難しかったのかな?となります。
だいたい、どの中学校も定期テストの平均点は280~300点くらいで、
期末テストの方が、中間テストに比べると平均点が下がるという傾向があります。
今回、笠松中の2年生の平均を例に取ると、1科目の平均は48点。
かなり難しいテストだったことが想像できます。
平均が低いテストは、取れる問題はみんな正解して、難しい問題はみんなできない。
そのため、平均層の学力差が出にくく、平均近くに固まってしまう傾向があります。
せっかく夏休み返上でテスト勉強してきたのに!
あんなに勉強したのにこんな点数で・・・。
誰しも頑張ったら見返りを求めてしまうものですよね!
今回のように平均点が低いテストが出されてしまうと、がんばりに点数が比例せず肩を落とす生徒がいます。
GKではテストが終わると生徒一人ひとりとテストの振り返りをします。
肩を落とした生徒に丁寧に結果を説明し、次に向かわせてあげるのも私達GKの役割だと思っています。
一概に難しいテストが悪だとは思いません。
簡単なテスト故に逆に慢心を抱かせてしまったら逆にマイナスもあるからです。
いつも言うように、結果は必ずしも思い通りには出ないこともある。
だからこそ過程を大事にし、自分の行動に自信と誇りが持てるくらいがんばってもらいたいです。
今回も点数が返ってきております。
思い通りになった子、そうでない子。
大事なのは結果じゃないです。過程です。
過程を間違えなければ、絶対いつか成功します。
私はどんな結果でも、その子を認めてあげられる過程を一緒に築いていきたいと思います。