蘇原校
宮本晋佑
小学生向け, 中学生向け, 高校生向け
「2時間勉強したのに、全然進んでいない」の正体
「今日は2時間机に向かいました」
そう言うお子さんの勉強を見ていると、
実際に集中していた時間は半分もない、
ということがよくあります。
スマホを触る、
ノートをきれいに書き直す、
ぼんやり問題文を眺める。
本人に悪気はなく、
自分がどれだけ集中できているかが見えていないだけです。
そこで使えるのが、100円ショップでも買えるストップウォッチです。

<ストップウォッチ勉強法の基本ルール>
①「実際に手を動かして考えている時間」だけを測る
※休憩、スマホ、トイレ、ぼんやりしている時間は止めます。
②1日の「純粋な勉強時間」を記録する
※机に向かった時間ではなく、ストップウォッチの数字が実力の指標になります。
③1問ごと、1ページごとにタイムを測る
※「この計算問題は3分」と決めて解くと、本番の時間感覚が身につきます。
④前の自分と比べる
※他人ではなく、昨日の自分より速く、長く集中できたかを見ます。
<ストップウォッチを使う3つのメリット>
① 集中力が上がる
時間を測ると、
人は「今この時間を無駄にしたくない」と感じます。
時計を見ながらだらだら勉強するより、
ずっと集中しやすくなります。
② 勉強の「見える化」で自信がつく
「今日は1時間40分集中できた」と数字で残ると、
頑張りが目に見えます。
努力が形になることは、続ける力になります。
③ 入試本番の時間配分が身につく
入試は時間との勝負です。
普段から「この大問は何分」と
測って解く習慣があれば、
本番で焦りにくくなります。
今日からできる!始め方 3ステップ
ステップ1
まずは1日の勉強で、自分の「純粋な集中時間」を測ってみる(多くの場合、思ったより短いはずです)
ステップ2
25分集中して5分休む、など区切りを決めて繰り返す
ステップ3
1週間分を記録して、増えた時間や得意・苦手な教科を振り返る
保護者の方への声かけのポイント
ストップウォッチの数字は、
叱るためではなくほめるために使ってください。
「何時間やったの?」ではなく、
「先週より10分長く集中できたね」
行動の変化を認めてあげることが、お子さんの自信につながります。
勉強は「長くやること」ではなく
「集中してやること」で結果が変わります。
ストップウォッチは、
その集中を見える形にしてくれる道具です。
まずは今日の勉強から、時間を測ってみてください。