蘇原校
宮本晋佑
中学生向け
大学を目指すということ
大学を目指して勉強することには、大きな意味があります。
中学生のみなさんの中には、「まだ大学なんて先の話」と思っている人も多いかもしれません。
でも、塾でたくさんの高校生を見ていると、中学生の過ごし方が、その後を大きく左右していると感じます。
「大学を目指す」というのは、大学に行くことだけが目的ではありません。
「自分の未来の選択肢を増やすこと」
これが一番大きな理由です。

例えば、将来やりたい仕事が見つかったとします。
先生、看護師、薬剤師、建築士、研究者、教師、公務員、大手企業の総合職などなど、多くの仕事では大学卒業が条件になっていたり、有利になったりします。
中学生の今はまだ夢が決まっていなくても大丈夫です。
ただ、「やりたいことが見つかったのに、大学に行ける学力がなくて諦める」という状況だけは避けてほしいと思います。
実際、高校生になってから進路相談をしていると、
「もっと勉強しておけばよかった…」
という声は本当によく聞きます。
一方で、
「中学生の頃からコツコツやってきてよかった!」
という生徒は、高校に入っても余裕を持って勉強を進めています。
ちなみに、高校の勉強は中学校よりも一気に難しくなります。
高校に入ってから頑張ろうと思っても、部活や学校行事も忙しく、思った以上に時間がありません。
だからこそ、中学生のうちに勉強する習慣を作っておくことが大切なのです。
大学を目指すメリットは、学歴だけではありません。
①努力を続ける力が身につくこと。
②自分で考え、行動する力が育つこと。
③たくさんの人と出会い、世界が広がること。
こうした力は、社会に出てからもずっと役に立ちます。
例えば、以前こんな生徒がいました。
中学2年生の頃は、「勉強なんて意味あるの?」という気持ちが強く、宿題も最低限しかやらない子でした。
それでも少しずつ目標を決め、小さな成功体験を積み重ね、高校では成績上位に。
そして大学受験では、自分の夢だった学部に合格しました!
卒業するときにその生徒が話してくれたのは、
「勉強したことで、将来の選択肢が増えたのが一番うれしい。」
という言葉でした。
私はその言葉を聞いて、とても印象に残っています。
もちろん、全員が大学へ進学しなければならないとは思っていません。
専門学校や就職という道にも、それぞれ素晴らしい魅力があります。
だから大学だけが正解ではありません。
ただ、中学生の今は、将来どんな道を選ぶか分からない時期です。
だからこそ、「大学を目指せる学力」を持っておくことには大きな価値があります。
後から進路を変えることはできます。
でも、学力を一気に伸ばすことは簡単ではありません。
だから私たちは、「今できる努力」を大切にしています。
もし今、「勉強は苦手だから…」「まだ将来なんて決まっていないし…」と思っている人がいても、焦る必要はありません。
今の積み重ねが、数年後の自分を助けてくれます。
未来の自分が「あのとき頑張ってよかった」と思えるように、今日の勉強を少しだけ大切にしてみませんか。