鵜沼校
山内祐太朗
小学生向け
鵜沼中今年も定期テストは難しい
こんにちは、山内です。
「定期テストで何点取れていれば安心ですか?」
中央中・鵜沼中の保護者の方から、こうした相談を受けることがあります。
子どもが300点台だった。
思っていたより点数が取れていなかった。
中1最初のテストなのに、こんなに難しくて大丈夫なのか。
保護者の方が不安になる気持ちはよく分かります。
ただ、最初にお伝えしたいのは、
「400点なら安心」
「300点だから危険」
と、点数だけで判断することはできないということです。
今の中央中・鵜沼中の定期テストは、昔の感覚よりも難しくなっています。
中央中・鵜沼中の定期テストは今年も難しい
今年の中央中・中学1年生の前期中間テストは、5教科平均が298点でした。
教科別に見ると、
数学の平均点が52点。
国語の平均点が53点。
中1最初の定期テストとしては、決して簡単な内容ではありません。
一方、鵜沼中については、学校から正式な5教科平均点は発表されていません。
ただし、生徒の点数と偏差値から考えると、5教科平均は290点台だったと推定しています。
鵜沼中の平均点については正式な数値ではありませんが、少なくとも「最初のテストだから、多くの子が高得点を取れる」という状況ではなかったと考えられます。
過去には5教科平均が250点前後まで下がることも

中央中・鵜沼中では、今年だけ定期テストが難しかったわけではありません。
過去には、どちらの中学校でも、5教科平均が250点前後まで下がったケースがあります。
さらに、英語の平均点が30点台になったこともあります。
5教科平均が250点であれば、1教科あたりの平均は50点です。
英語の平均が30点台なら、多くの生徒が半分の点数にも届いていないことになります。
そのようなテストで300点を取った子と、平均点が350点のテストで300点を取った子では、同じ300点でも意味が違います。
だからこそ、点数だけを見て、
「うちの子はできていない」
「400点を超えたから大丈夫」
と判断するのは危険です。
昔の「400点なら安心」という感覚は通用しにくい
保護者の方の中には、
「自分たちの頃は400点が一つの基準だった」
という感覚を持っている方もいると思います。
もちろん、400点を取ること自体は立派です。
しかし、現在は「400点を取ったかどうか」だけで、安心かどうかを決めることはできません。
たとえば、平均点が250点のテストで400点を取っていれば、学校内ではかなり上位にいる可能性があります。
一方で、平均点が350点のテストで400点の場合、上位ではあっても、志望校によってはさらに上を目指す必要があるかもしれません。
また、同じ400点でも、中央中と鵜沼中で順位や偏差値が同じになるとは限りません。
学校によって問題の難易度や点数の分布が違うからです。
昔の基準をそのまま当てはめるのではなく、今の学校の状況に合わせて考える必要があります。
何点取れば安心かは、志望校によって違う

では、定期テストで何点取れば安心なのでしょうか。
率直に言えば、志望校によって違います。
全員に共通する「この点数なら安心」という基準はありません。
同じ350点でも、目指している高校によって意味は大きく変わります。
今の点数だけではなく、
・学校の平均点
・学年順位
・偏差値
・内申点
・苦手教科
・志望校との差
を合わせて見る必要があります。
そのため、「何点なら大丈夫ですか」と聞かれても、点数だけを見て答えることはできません。
逆に言えば、300点を下回ったからといって、すぐに志望校を諦める必要があるとも限りません。
現在地を正確に確認して、ここから何を変えるかを考えることが大切です。
中1で最初に必要なのは「勉強できる馬力」
今年の中1を見ていて、特に重要だと感じるのが勉強習慣です。
学校や保護者の方から聞く範囲では、まだ勉強する習慣が十分についていない子も多いようです。
ここでいう勉強習慣とは、ただ毎日少し机に向かうことだけではありません。
・決めた時間まで机に向かう
・分からない問題でもすぐに諦めない
・学校の提出物だけで終わらせない
・テスト前に勉強量を増やす
・間違えた問題をもう一度解く
こうしたことを続けられる力です。
僕はこれを、勉強できる「馬力」だと考えています。
中学校の定期テストは、勉強の仕方を知っているだけでは乗り切れません。
実際に勉強する時間を確保し、量をこなし、間違いを直す体力が必要です。
この馬力がない状態で中2、中3と進むと、学習内容が難しくなったときに一気に苦しくなります。
だからこそ、中1の早い段階から勉強時間を確保することが大切です。
小学生の頃に困っていなくても安心とは限らない

小学校では、授業を聞いて宿題をしていれば、大きく困らなかった子もいます。
しかし、中学校では教科数が増え、テスト範囲も広くなります。
さらに、中央中・鵜沼中のように平均点が低くなるテストでは、学校ワークを一度終わらせただけでは十分に対応できないこともあります。
小学校の頃に問題がなかったから、中学校でも大丈夫。
中1最初のテストだから、まだ様子を見ればいい。
そう考えているうちに、勉強習慣がないまま中2に進んでしまうケースもあります。
点数が大きく下がってから慌てるよりも、早い段階で勉強の型をつくる方が、子どもの負担も小さくなります。
中央中・鵜沼中のテストに向けて塾で行っていること
GKでは、中央中・鵜沼中の定期テストに向けて、学校ごとに対策を行っています。
学校別にテスト範囲と出題傾向を見る
同じ中学1年生でも、学校によってテスト範囲や問題の出し方は異なります。
そのため、全員に同じ問題を解かせるだけでは十分ではありません。
中央中には中央中の範囲があり、鵜沼中には鵜沼中の進み方があります。
学校ごとのテスト範囲や出題傾向を見ながら、必要な内容を整理しています。
中1の早い段階から勉強時間を確保する
中1では、知識だけでなく勉強する体力をつけることを重視しています。
短時間で効率よく終わらせることだけを目指すのではなく、必要な量をきちんとこなせるようにします。
最初から完璧に長時間集中できる子ばかりではありません。
それでも、少しずつ勉強時間を伸ばし、テスト前に必要な勉強量を確保できる状態をつくっていきます。
土日にテスト対策を行う
テスト前には、土日にもテスト対策を行います。
平日の授業だけでは、十分な勉強量を確保できないことがあるからです。
学校ワークを終わらせるだけでなく、間違えた問題の解き直しや、苦手単元の確認まで進めます。
定期テストが難しい学校ほど、「分かったつもり」で終わらせず、実際に自分で解けるところまで繰り返す必要があります。
大切なのは、点数よりも現在地を正しく知ること

定期テストの結果が返ってきたとき、点数だけを見て叱る必要はありません。
一方で、
「平均点も低いから大丈夫」
「周りもできていないから問題ない」
と、そのままにするのも違います。
大切なのは、その点数が志望校に対してどの位置にあるのかを確認することです。
平均点が低いテストで、平均を大きく上回っているのであれば、一定の評価はできます。
しかし、志望校との差があるなら、次のテストに向けて勉強量や方法を変える必要があります。
点数は、良い・悪いを決めるための数字ではありません。
次に何をするべきかを考えるための数字です。
この点数で大丈夫か分からない方へ
中央中・鵜沼中の定期テストは、今年も簡単ではありません。
中1最初のテストから平均点が300点を下回っている以上、以前の感覚だけで判断するのは難しくなっています。
「この点数で大丈夫なのか」
「志望校に届く位置にいるのか」
「今から塾に通った方がいいのか」
そう感じている場合は、点数だけで悩まず、一度現在地を整理してください。
面談では、定期テストの点数だけでなく、平均点、順位、偏差値、内申点、志望校を踏まえて、今後必要な勉強についてお話しします。
無理に入塾を決めるための面談ではありません。
まずは、お子さんが今どこにいて、次に何をすべきなのかを一緒に確認しましょう。