鵜沼校
山内祐太朗
中学生向け
「テスト前なのに勉強しない」は、本人のやる気だけの問題ではない
お世話になります。
GKの進学塾鵜沼校の山内です。
前期期末テストが近づいてくると、保護者の方からよく聞く悩みがあります。
「テスト前なのに、家で全然勉強しません」
「何回言っても動きません」
「スマホばかり見ています」
「本人は大丈夫と言うけど、見ていて不安です」
この悩み、本当に多いです。
特に中1・中2の時期は、まだ受験生ほど本人に危機感があるわけではありません。
テストが近づいていても、どこか他人事のように見える子もいます。
保護者の方からすると、
「この子、本当にやる気があるのかな」
「何でこんなに言っても分からないんだろう」
と思ってしまうこともあると思います。
ただ、塾の現場で子どもたちを見ていると、私はいつも思います。
勉強しない子が、全員やる気がないわけではありません。
家では全然やらない子でも、塾に来ると5時間やり切ることがあります。
では、その違いは何なのか。
今回は、テスト前なのに勉強しない中学生に本当に必要なものについて、塾の現場からお伝えします。
テスト前なのに勉強しない子は、本当にやる気がないのか

テスト前なのに勉強しない姿を見ると、どうしても
「やる気がない」
と見えてしまいます。
もちろん、まったく危機感がない子もいます。
そこはきれいごとだけでは済みません。
ただ、実際には、やる気以前の問題で止まっている子も多いです。
たとえば、
- 何から始めればいいか分からない
- どの教科を優先すればいいか分からない
- 学校のワークをどこまでやればいいか分からない
- 提出物を終わらせるだけで精一杯
- 分からない問題が出てきた瞬間に止まる
- 家だとスマホやゲームなどの誘惑に負ける
- 親に言われると反発してしまう
こういう状態です。
つまり、本人の中に
「勉強しなきゃいけない」
という気持ちが少しあっても、実際に動き出すための道筋がない。
これは、大人で言えば、
「仕事しなきゃ」と思っているけれど、何から手をつければいいか分からず、結局スマホを見てしまう状態に近いです。
子どもだけが特別にだらしないわけではありません。
人は、やることが曖昧なときほど動きにくくなります。
だからこそ、テスト前に必要なのは、ただ
「やる気を出しなさい」
と言うことではありません。
何を、いつまでに、どれくらいやるのか。
ここを具体的にすることが大切です。
家ではやらないのに、塾に来ると5時間やり切る子もいる

GKの進学塾鵜沼校では、テスト前に長時間の勉強時間を確保することがあります。
すると、家では全然勉強しないと言われている子でも、塾に来ると5時間やり切ることがあります。
これは、現場で見ていると本当にあります。
もちろん、最初から全員が前向きなわけではありません。
中には、最初は
「こんなにやるの?」
という顔をする子もいます。
でも、周りも勉強している。
やるものが決まっている。
先生が見ている。
分からないところを質問できる。
途中で止まっても声をかけられる。
そういう環境に入ると、意外とやり切れる子は多いです。
ここで大切なのは、
家でやらない=勉強できない子
と決めつけないことです。
家ではできない。
でも、環境があればできる。
そういう子はいます。
むしろ中学生のうちは、家で自分を律して、計画を立てて、誘惑に勝って、何時間も勉強する方が難しいです。
もちろん、それができる子は強いです。
ただ、全員が最初からそれをできるわけではありません。
だから、まずは勉強できる環境に入れること。
そして、やり切る経験を積ませること。
ここが大切だと思っています。
勉強しない原因は「何をすればいいか分からない」ことも多い
テスト前に勉強しない子の中には、そもそも何をすればいいか分かっていない子がいます。
本人に
「何を勉強するの?」
と聞くと、
「ワークやる」
「英語やる」
「数学やる」
という答えが返ってくることがあります。
もちろん、間違ってはいません。
ただ、それだけではかなり曖昧です。
数学のどの単元をやるのか。
学校のワークは何ページ進めるのか。
一度解いた問題をもう一度解くのか。
英単語は書ける状態まで持っていくのか。
理科や社会は暗記して終わりなのか、問題演習までやるのか。
ここまで決まっていないと、なかなか行動に移れません。
そして、提出物を終わらせるだけで満足してしまう子もいます。
もちろん提出物は大切です。
ただ、提出物を一回終わらせただけで点数が取れるとは限りません。
本当に大事なのは、
提出物を終わらせたあとに、できなかった問題をできるようにすること
です。
しかし、ここを一人でやるのは簡単ではありません。
だからこそ、テスト前にはカリキュラムが必要です。
「今日はこれをやる」
「明日はここまで進める」
「この教科は先に終わらせる」
「この点数帯の子は、ここを優先する」
こうやって、やるべきことを具体的にしていく必要があります。
親が言うほど反発する。だから第三者の関わりが必要なこともある

保護者の方からすると、子どもの将来が心配だから声をかけます。
「勉強したの?」
「早くやりなさい」
「テスト前でしょ」
「このままで大丈夫なの?」
これは、責めたいから言っているわけではないと思います。
心配だから言っている。
ただ、中学生になると、親から言われるほど反発する子もいます。
本当は自分でも分かっている。
でも、親に言われると素直に動けない。
こういう時期はあります。
だから、親子だけで何とかしようとすると、どうしても感情的になりやすいです。
親は心配で言う。
子どもは責められているように感じる。
そして反発する。
また親が強く言う。
この繰り返しになることもあります。
そういうときに、第三者が入る意味があります。
塾の先生から
「今日はここまでやろう」
「これはテストまでに終わらせよう」
「ここはもう一回やった方がいい」
と言われると、意外と受け入れられる子もいます。
親が言うと反発することでも、第三者の言葉なら聞けることがある。
これは、塾の役割の一つだと思っています。
自由に任せることが、必ずしも優しさではない
もちろん、子どもに自主性を持ってほしいという気持ちは大切です。
いつまでも大人が全部決めるのではなく、自分で考えて動けるようになってほしい。
これは本当にその通りです。
ただ、中学生のテスト勉強に関しては、最初から完全に自由に任せるのが難しい子もいます。
自由に任せるというのは、聞こえは良いです。
でも、やることが分からない子に自由を渡しても、結局何も進まないことがあります。
これは厳しい言い方かもしれませんが、
自由に任せることが、必ずしも優しさではありません。
まだ勉強の型ができていない子には、ある程度の強制力が必要です。
何時から始めるのか。
何をやるのか。
どこまで終わらせるのか。
終わったかどうかを誰が確認するのか。
ここまで整えて、初めて動ける子もいます。
そして、最初は少し強制力があったとしても、やり切る経験を積むことで、少しずつ自分で動けるようになっていきます。
いきなり自主性を求めるのではなく、
まずは「やればできた」という経験を作る。
その積み重ねが、結果的に自主性につながっていくと考えています。
GKの進学塾鵜沼校の定期テスト対策

GKの進学塾鵜沼校では、定期テスト前にただ
「頑張れ」
と言うだけではありません。
テストに向けて、やるべきことを具体的にしていきます。
テスト前のカリキュラムを作成する
テスト前には、カリキュラムを作成します。
何を、いつ、どれくらいやるのか。
どの教科を優先するのか。
どこまで進める必要があるのか。
これをできるだけ明確にします。
勉強が苦手な子ほど、
「何をすればいいか分からない」
で止まりやすいです。
だからこそ、まずは迷わない状態を作ります。
「今日はこれをやればいい」
「ここまで終われば前に進んでいる」
そう分かるだけで、勉強への入りやすさは変わります。
提出物や宿題のチェックを行う

テスト前は、学校の提出物も大切です。
ただ、提出物は
「出せばいい」
で終わってはいけません。
もちろん、まずは期限までに出すこと。
これは大前提です。
そのうえで、間違えた問題を直しているか。
分からないまま答えを写して終わっていないか。
一回解いただけで満足していないか。
ここを見ていく必要があります。
勉強は、やった量も大切です。
でも、それ以上に
できなかったものができるようになったか
が大切です。
だから、宿題や提出物のチェックは、テスト対策の中でも重要です。
土日も勉強時間を確保する
テスト前は、土日の使い方で差がつきます。
平日は学校や部活もあり、思ったように時間が取れないこともあります。
だからこそ、土日にまとまった勉強時間を確保することが大切です。
GKの進学塾鵜沼校では、テスト前に長時間の勉強時間を取ることがあります。
家では全然やらない子でも、塾に来ると5時間やり切ることがあります。
この経験は大きいです。
「自分でもこれだけ勉強できた」
「意外とやれば進む」
「周りがやっていると自分もできる」
こういう感覚が生まれます。
勉強が苦手な子にとって、最初に必要なのは、完璧なやる気ではありません。
まずは、机に向かう時間を作ること。
そして、やり切る経験を作ること。
そこから少しずつ変わっていきます。
模擬テストで弱点を確認する

テスト前には、模擬テストも行います。
なぜなら、勉強したつもりでも、実際に問題を解いてみるとできないことがあるからです。
覚えたつもり。
分かったつもり。
ワークをやったつもり。
この「つもり」は、テスト本番で点数につながらないことがあります。
模擬テストをすると、どこができていて、どこが弱いのかが見えます。
英語なら、単語なのか、文法なのか、並び替えなのか。
数学なら、計算なのか、文章題なのか、応用問題なのか。
理科や社会なら、用語を覚えていないのか、問題で答えられないのか。
弱点が分かれば、残りの時間で何をするべきかが見えてきます。
ただ長時間勉強するだけではなく、
点数につながる勉強に変えていくこと
が大切です。
中学校別・点数別に対策する
定期テストは、中学校によって出題範囲や傾向が変わります。
だから、全員にまったく同じ対策をすればいいわけではありません。
また、同じ学年でも、今の点数によってやるべきことは変わります。
平均点を目指す子。
70点を目指す子。
80点以上を目指す子。
苦手教科を何とかしたい子。
それぞれ、優先する内容は違います。
GKの進学塾鵜沼校では、テスト前のカリキュラムを点数別に分けて考えます。
たとえば、まず基本問題を確実に取るべき子に、いきなり難しい応用ばかりやらせても効果的ではありません。
逆に、上位を狙う子が基本だけで終わっていても、点数は伸びにくいです。
その子の今の位置に合わせて、何を優先するかを決める。
ここを大切にしています。
前期期末テストで差がつく前に、早めに動いてほしい

前期期末テストは、早めに動く子と、直前まで動かない子で差がつきやすいテストです。
特に中1・中2は、まだ本人の危機感が薄いこともあります。
でも、定期テストは待ってくれません。
「そろそろやらないと」
と思ったときには、提出物だけで手一杯になることもあります。
そして、提出物を終わらせるだけでテスト本番を迎えてしまう。
これでは、点数につながる勉強まで届きません。
だからこそ、テスト前に必要なのは、
- 勉強時間を確保すること
- やる内容を明確にすること
- 提出物をチェックすること
- 弱点を確認すること
- 必要に応じて強制力のある環境に入ること
です。
勉強しない子に対して、
「やる気を出しなさい」
だけで変わるなら、きっと多くの家庭で悩みは起きていません。
必要なのは、やる気を待つことではなく、
動ける仕組みを作ること
です。
夏前の入塾相談について
6月は、前期期末テストに向けて差がつき始める時期です。
そして、夏休み前の大事な時期でもあります。
毎年、夏明けになると
「夏にあまり勉強できなかった」
「テスト結果を見て不安になった」
というご相談が増えます。
ただ、差がついてから戻すのは簡単ではありません。
もちろん、そこからでもできることはあります。
でも、できるなら早めに動いた方がいいです。
GKの進学塾鵜沼校では、一人ひとりをしっかり見られる人数で指導したいと考えています。
そのため、受け入れ人数には限りがあります。
現在、夏前の入塾相談も受け付けていますが、枠には限りがあります。
なお、当塾では体験授業は行っておりません。
その代わり、入塾後1ヶ月やってみて合わない場合は、全額返金する仕組みを設けています。
「テスト前なのに家で全然勉強しない」
「親が言っても反発してしまう」
「前期期末テストに向けて、このままでいいのか不安」
そう感じている方は、まずは一度ご相談ください。
無理に入塾をすすめるためではなく、
今のお子さんに何が必要なのかを一緒に考えられたらと思っています。