2022/11/25
吉田 一平
小学生の英語
GKは小学6年生で中学1年生の英語を学びます。
中々周知されていないですが、小学校と中学校の英語の難しさのギャップは、昔に比べてとてつもなく開いています。
簡単に言えば、小学校で学ぶ英語のレベルが低いにも関わらず、中学校ではいきなりレベルが高い英語を学ばされるということです。
現状、小学校で学ぶ英語は、「聞く」「話す」がメインで、「書く」「読む」ということがあまり重視されていません。
にもかかわらず、中学校で覚えなければならない英単語の量は増え、これまで高校の内容であった分野も中学校で学ぶことになりました。
小学校のうちに「英語を書く」という練習をしてこなかった子にとっては、中学校の英語についていけないのも無理はありません。
また、中学校で学ぶのは、もちろん英語だけではありません。
英語ができる子は、その分他の教科に時間を割くことができますが、英語でいっぱいいっぱいな子はそうはできません。
そういう意味でも、小学校のうちから中学校の内容をサキドリしておくことはとても大事です。
中学校になって1回目のテストは、6月にあります。
つまり、入学後2ヶ月後にはテストがあるということです。
部活や新しい仲間など、学校の生活に慣れるのも大変な中で、あっという間にテストです。
たった2ヶ月で満足のいく勉強ができる子は中々いません。
そういった意味でも、今から準備をしておくことは大事です。
今、小学5年生の子は、来年1年を学校の勉強だけで終わらせるのではなく、中学校の準備ができる1年にしましょうね!