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夏期講習がスタートしました。

高校２年生、１回目の夏期講習は「自分の今の位置を知る」ために、数ⅠAの模試からスタートしました。

結果から申し上げると、みな実際の共通テストのレベルがこれほどまでに高いのかと愕然としていました。

高校２年生という時期は、１年後に向けて、大学を絞っていく時期です。

オープンキャンパスなどを経て、自分の方向を徐々に決めていきます。

ですが、「今の自分の位置」を把握している子はほとんどいないと思います。

厳しい言葉にはなりますが、

「国公立大学に行きたい！」

「難関私立大学に行きたい！」

「都会に行って、〇〇を勉強したい！」

という言葉は、あくまで希望であって、それが現実的かどうかに目を向けることを避けてしまいます。

高校の中で良い成績だったとしても、それは全国レベルでは通用しません。

自分が得意だと思っている教科は、果たして大学受験で通用するでしょうか。

そういったことを、冷静に知っておくべきだと思います。

模試を受けてもらった生徒たちは、愕然とながらも、この夏何を頑張らなければならないのかわかった様子でした。

自分の位置を知ったことで、自分が望む道に行くためには、相当な努力が必要だとわかった様子でした。

つらい模試だったと思いますが、大学受験はそこからしか始まりません。

今の自分と理想の自分の間は、努力で埋めるしかありません。

その「間」がどれほど離れているのか知る事ができた良い１日目だったと思っています。

高校２年生のみなさん、大学受験はもう始まっています。

１年半後に向けて、がんばっていきましょうね！