岐南校
村瀬功
中学生向け
定期テストが終わったあと、子どもに何と声をかければいいかわからないお母さんへ
「テストが終わったら、またダラダラしてる」
「何か言いたいけど、何と言えばいいかわからない」
「成績のことを聞いたら不機嫌になってしまった」
このページにたどり着いたお母さんは、きっとそんな気持ちを抱えているのではないでしょうか。
テスト前はあんなに頑張っていたのに、終わった途端にスイッチが切れたように勉強しなくなる。宿題もやらない、塾でも覇気がない。「このままで大丈夫なのか」という不安と、「でも何と声をかければいいのか」という戸惑い。
この記事では、岐南・笠松・川島エリアで中学生の指導をしてきた立場から、テスト後の子どもへの向き合い方と、お母さんにできることをお伝えします。

テスト後に急にやる気をなくす。これ、うちの子だけじゃないんです
はっきり言います。テスト後にやる気をなくす中学生は、毎年必ずいます。
宿題をやらなくなる。自習室に来なくなる。勉強している姿が見えなくなる。塾の先生から見ても、テスト前後の落差は毎回感じることです。
これはお子さんだけの話ではありません。テストという大きな目標が終わった直後に、一時的にエンジンが切れてしまうのは、中学生にとってごく自然なことです。
ただし、「自然なこと」と「放置していいこと」は別の話です。
「また成績の話をしたら不機嫌になった」その経験、間違っていません
テストが終わったあと、お母さんとしては「結果どうだった?」「次はどうするの?」と声をかけたくなるのは当然です。心配しているから、応援しているから。その気持ちは何も間違っていません。
でも、子どもの側から見るとどうでしょう。
テストを終えてホッとしている。疲れている。結果が思うようでなければ、自分でもわかっている。そこに「成績は?」「次は?」という言葉が飛んでくる。
「わかってる。でも今は言わないでほしい」——これが多くの中学生の本音です。
お母さんが不機嫌にさせようとして言ったわけではない。でも子どもには「また言われた」と受け取られてしまう。このすれ違いは、多くのご家庭で起きていることです。
テスト後の子どもには、実は2つのタイプがいます
GKでは、定期テストが終わったあとに、生徒一人ひとりと必ず面談をします。点数や順位の話をする前に、まず**「今どんな気持ちか」を聞くことから始めます。**
感情を先に出してもらう。これがテスト後の指導で一番大切なことだと思っています。
そうすると、生徒の反応は大きく2つのタイプに分かれます。
ポジティブタイプ:悔しさをバネにできる子
「悔しい、次は絶対上げる」「もっと取れたのに」「ここが弱かったからやり直したい」
こういう言葉が出てくる子は、感情がすでに前を向いています。このタイプには、その気持ちを勢いにして、新しいカリキュラムを組んだり、苦手分野の復習授業を追加したり、具体的な行動プランを一緒に立てます。やる気に火がついているうちに、次への準備を始めることが大切です。
ネガティブタイプ:やる気の糸が切れてしまっている子
「もう勉強したくない」「やっても意味がない」「どうせ無理」
こういう言葉が出てくる子に、勉強をさせることはむしろマイナスになります。
無理に机に向かわせても、頭にも心にも何も入らない。それどころか、勉強そのものへの嫌悪感が強くなってしまう。このタイプにまず必要なのは、勉強の話ではなく、頑張ったことを認めてもらう経験です。
「テスト前、ちゃんと頑張ってたよな」「あそこまで追い込んだの、すごかったぞ」——そういう言葉をかけながら、「先生が言うならやってみようかな」と思えるくらいの信頼関係を、まず取り戻すことを優先します。
過去の先輩の話をすることもあります。「中3になって後悔していた先輩がいる」「あのとき踏ん張った子が、最後に笑っていた」——自分と近い存在のリアルな話は、説教よりもずっと心に届きます。

やる気をなくした子どもに「勉強しなさい」は逆効果です
お母さんにとって一番つらいのは、「何かしてあげたいのに、何をすればいいかわからない」という状況だと思います。
ここで正直にお伝えします。
テスト後にやる気をなくしている子どもに、「勉強しなさい」という言葉はほぼ効きません。
それどころか、逆効果になることの方が多い。子どもは「また言われた」と感じ、お母さんへの反発心が勉強への抵抗感と混ざり合ってしまいます。
まず感情を受け止めることが、次への第一歩
では、お母さんに何ができるか。
一番シンプルで、一番効果的なのは、「テスト、お疲れ様。頑張ってたね」という一言だけ伝えることです。
結果の話はしない。次の話もしない。ただ、頑張ったことを認める。それだけでいい。
子どもは意外と、お母さんに見ていてほしいと思っています。結果ではなく、プロセスを見てもらえたと感じたとき、自分から動き出すことが多いのです。
「でも、それだけでいいの?」と不安になるお母さんもいると思います。勉強の話は、誰がすればいいのか。次のテストに向けた動きは、誰が促せばいいのか。
その答えが、次の話です。
お母さんへお願いがあります。家では勉強の話をしないでください
これは、保護者の方によく伝えていることです。
「家では勉強の話をしなくていいです。それは塾に任せてください。」
お母さんと子どもの関係は、先生と生徒の関係とは違います。家は子どもにとって、安心できる場所であるべきです。そこで毎日「勉強は?」「テストは?」と言われ続けると、家が息苦しくなってしまう。
勉強の話は塾がします。次のテストに向けた計画も、苦手の洗い出しも、やる気の立て直しも。それが塾の役割です。
お母さんにしかできないことがあります。それは、子どもの隣にいて、ご飯を作って、「お疲れ様」と言ってあげることです。それだけで十分です。
声かけのプロがいます。それが塾の役割です
GKでは、テスト後の面談を通じて、一人ひとりの感情と向き合います。やる気がある子にはその勢いを活かし、落ち込んでいる子には信頼関係を先に作る。子どもの状態を見ながら、次への一手を考えます。
「どう声をかければいいかわからない」と感じているお母さん、その悩みはお母さんが解決しなくていいのです。声かけのプロに、任せてください。
テスト後こそ、次のテストの結果が決まっている
少し厳しいことも言わせてください。
ONとOFFの切り替えは大切です。テストが終わってホッとする気持ちは当然だし、少し息抜きする時間も必要です。でも、テスト後の過ごし方が、次のテストの結果を大きく左右します。
期末テストの範囲は、実は今日から始まっている
中間テストが終わったその翌日から、学校の授業は進みます。その授業の内容が、そのまま期末テストの範囲になります。
つまり、テスト後にダラダラ過ごした1週間、2週間が、期末テストの範囲としてそのまま積み上がっていくのです。
結果に満足できた子には、同じ努力を続けてほしい。結果に納得いかなかった子には、今度こそどう動くかを一緒に考えたい。どちらの子にとっても、テスト後の今がスタートラインです。
中3になって「あのとき頑張っておけばよかった」と後悔する先輩を、毎年見ています。その後悔を、今の中学1・2年生にはしてほしくない。だからこそ、テスト後のこの時期を大切にしてほしいのです。
岐南・笠松・川島のお母さん、一度話を聞かせてください
「うちの子、まさにこの状態かもしれない」
そう感じたお母さん、一人で抱え込まないでください。
子どもへの声かけに悩んでいること、テスト後の様子が心配なこと、次のテストに向けてどう動けばいいかわからないこと——そういう話を、ぜひ聞かせてください。
岐南・笠松・川島エリアで中学生の指導をしてきた経験から、お子さんの状況に合わせたアドバイスができると思います。
勉強の話は塾に任せてください。お母さんは、今日もただ「お疲れ様」と言ってあげてください。それだけで、十分です。
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