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2015/07/04

山田 陽介

積み木(●^o^●)

山田 陽介

山田 陽介

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  • 学 歴

    岐阜北高校・慶應義塾大学

  • 部活動

    野球(中学・高校)

我が家には、木製の積み木があります。子供だけでなく、親である私たちもたまにはまって遊んでいます。今日は、その積み木の大切さを解いた文章をお伝えしようと思います(^^♪

 

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そもそも積み木を幼児教育の中に取り入れたのは、幼稚園の創始者であるドイツの教育学者「フリードリッヒ・フレーベル」であると言われています。

フレーベルは「子どもの発達段階に即した成長」を大切にしていました。
彼の理論によれば、生まれたばかりの子供はまず「音や歌」に興味を示し、やがて「対象物(=行動の対象となるもの)」を必要とするようになるといいます。

この「対象物」について、彼の著書では「子どもが自分自身で自己活動的に、さらに進んで、かつもっと完全に発達することのできる、そういう対象物を必要とする」という説明がされています。
つまり、幼児期の子供の成長には「なにかのモノを使い、自分の内側にあるものを“目に見える形”で表現すること」が大切なのです。

そして、この「表現する」という行為について、積み木は次のようなメリットを持っています。

1. 並べたり積み上げたりして いろいろなものや空間を表現できる
2. 石などとは違って積み木は表面が平らで積み上げやすい為、「積む」という行為のストレスを軽減でき、「表現すること」に集中できる

子供の成長に大切な「表現すること」の手助けとして、積み木はとても役に立つおもちゃなのです。

フレーベルの教育理論と並んで有名なのが、イタリアの女性医師・モンテッソーリによる教育理論です。
モンテッソーリ教育が目指すのは、それぞれの発達段階にある子供を援助し「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間に育てる」ことです。

このモンテッソーリ教育には、5つの分野(日常生活の練習、感覚教育、言語教育、算数教育、文化教育)があり、それぞれで「教具」と呼ばれる道具が使用されます。

積み木は「感覚教育」の分野で使用される教具で、手で触り、分類したり並べたりすることを通して、「感覚を洗練させる」「抽象的概念を理解する」ことに役立つとされています。

ここまでは、「積み木」が知育玩具として使用されるようになった理由を説明してきました。

さまざまな教育理論に登場する「積み木」ですが、現代の幼児教育においても積み木は重要な存在です。

現在の幼児教育では、積み木は「空間を構築することや想像を広げること」「そこでの友達関係や社会性を養うための環境として機能すること」のために使われています。

何もない空間で遊ぶよりも「積み木のある空間」の方が子供たちの想像力が刺激され、積極的に遊ぶことが出来るのです。

楽しく遊びながら、さまざまな能力を伸ばせる「積み木」。
大切なお子様の成長のために、普段の遊びに是非取り入れてみてくださいね。

「実は知らない?「積み木」が幼児教育に良いワケ」より

 

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私自身も、ゲームやテレビや動画などの受動的なものではなく、子供自身が能動的に遊べるものの方が、より成長の度合いが大きいと感じています。デジタルな社会だからこそ、アナログの部分を大切にできたら良いですね(^^♪

山田 陽介

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